走った距離は裏切らない!?

こんちには。

私の世代(40代)以上の方には、野口みずきさんの「マラソンは、練習で走った距離を裏切らない」は金メダリストの言葉として未だに鮮明に残っているのではないでしょうか。しかしマラソンのトレーニングをするにつれ、現在ではこの言葉がランナーの距離信仰の弊害として紹介されているケースが散見されます。

私も当初は何も考えずにふむふむと思っていたのですが、一周まわって実は正しいのではないかと思い始めています。そもそも距離信仰を否定する意見の多くは、距離信仰 = オーバートレーニング or 非効率 (≒根性論) and/or 非科学的、というようなものです。

しかし、以前のブログ「マラソンで体重が1kg減ると3分時間が短縮される説を検証してみた」でも紹介しましたが、運動生理学的な観点では体重減がタイム更新に直結します。個人的には体重を減らしていく為にはカーボローディングが効果的だとは思っていますが、サブ3を目指している人はすでに多くの人が実践しているのではないでしょうか。そうすると併せて気を使うべきは、やはり摂取カロリーと消費カロリーでしょう。そこで今回はトレーニングに関係ある消費カロリーに少し焦点を当ててみたいと思います。

ランニングの場合、エネルギー消費量はスピードに全く関係ないことが分かっています。単純に体重1kgあたり1kg毎に1kcalの消費です。つまり距離を走れば走るほど消費カロリーは増えていきますので、そのぶん摂取カロリーを上回って体重減により貢献していく可能性があります。

つまり、距離を走り体重を減らせる余地があるランナーにとっては、まさに「マラソンは、練習で走った距離を裏切らない」と言えそうです。上で触れたようにスピードは関係ありませんので、距離を稼ぐのはスロージョグでいいのです。よって効率的かどうかは分かりませんが、スロージョグでオーバートレーニングになることはないし、非科学的でも決してありません。

このように考えるにつれ、私の場合は最近はめっきり距離を稼ぐことばかりを考えています。もちろんキロ7:30〜8:00分ペースのスーパースロージョグでの実施です。また以上のことから「マラソンは、練習で走った距離を裏切らない」に否定的な人の意見は注意深く主張を聞くようにしています。その延長線上で「月間たったの○○kmで〜」のような話に至っては、本当に万人に当てはまる話なのかしっかり見定めたいですね。

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基本、毎朝ランニングで時々ロードバイク。数年前から炭水化物はあまり摂らなくなってきて健康志向かと思いきや、ビール・ワイン・日本酒等の飲酒量は増加傾向・・・。