こんにちは。
ランナーズ2018年6月号は皆さん読まれましたでしょうか。ランニングのメッカ、ケニアのイテンでの藤原新さんのコラムを読んで驚いたので、一部紹介させて頂きます。
具体的に何に驚いたかというと一週間の練習メニューです。コラムによると内容は以下の通り。
- 月:モデレート(ジョグから段々とペースを上げていく約15km走) → ビルドアップ走みないなもの?
- 火:ファルトレク(坂の豊富なコースでスピードのアップとダウンを繰り返す20km走)
- 水:フォレストラン(トレイルランのようなコースで約18km走)
- 木:トラック(1000m x 10本) → インターバル走?
- 金:イージー(ゆっくり約10km走)
- 土:ロングラン(20km〜30km)
- 日:イージー(ゆっくり約10km走) or レスト
まず何と言っても日々のメニューがバラエティに富んでますね。中でもファルトレクは日本ではあまり馴染みのないトレーニングメニューです。首都圏では環境的にも探すのは難しそうです。
次に注目すべきは一週間の中でイージー以外をポイント練習に見立てると実に5日間。強度にもよるかもしれませんが、火曜日〜木曜日はハードな練習が3日連続で続いています。そして、金曜日1日だけ挟み土曜日にまたハードなロングラン。これで疲労が抜けるのか疑問です。よく言われる超回復の考え方からも外れてますよね。
実際に藤原新選手は結局終盤で怪我してしまったようですが、オーバートレーニングが元で怪我をしては元も子もありませんよね。市民ランナーレベルでは自分にあった強度や頻度でこのように違ったメニューを組み合わせるのは面白いように感じました。このブログでは今後も色々なトップ選手のトレーニングメニューも追ってみたいと思います。