ランニングのピッチ、180歩がベストは信じるな

こんにちは。Diegoです。

たびたび色々な記事で目にしますが、多くのランニングコーチがランニングのピッチは180歩/分を推奨しています。その理由は具体名なくオリンピック選手がそうだからとか、時には身長の○○%が最適とか、あまり科学的な根拠を伴って説明されているのをみたことがありません。

もちろんピッチが低すぎるのは明らかにかかと着地になってしまうので、これはブレーキがかかりランニングエコノミーの観点からマイナスなのは明らかです。しかし問題は多くの人が当てはまりそうな170歩-200歩の間でベストなピッチが存在するのかということです。

この、どのピッチがベストかという議論にはランニングエコノミーの観点で語られるものですが、海外ではランニングエコノミーはもっぱら1kmあたり1kgあたりの酸素摂取量で語られたりしています。つまり実際にピッチの違いによるランニングエコノミーを測る術があるんです。

そして実はその研究がしっかり存在していて、今回はそれを紹介したいと思います(早速ですが英語のレポートはこちら)。

リサーチの内容をかいつまんで説明すると以下の通りです。

  • 計測はランニング経験者と非経験者の2群に分けて比較
  • 普段のピッチに加え10歩ずつ多いパターンと少ないパターンの3パターンでテスト
  • 結果として、何も考えずに走っている普段のピッチがランニングエコノミー的にはベストという傾向に
  • よって無闇にピッチを上げる、180歩にすればいいという話は鵜呑みにしない方がいい

如何でしょうか。レポートでは長い生活で獲得したピッチが最も効率のよい走り方で、そこから変えて最適化するには相当な年月がかかる可能性があるのでは?と言ったことも書かれています。もちろん、この部分は単なる憶測にしかすぎないので信じる必要もありませんが、少なくとも万人が180歩を目指してトレーニングする必要は全くなさそうです。

自分はいつも190-200歩の間ですが、全く180歩に落とそうなどと思わないし、出来るとも思ってません。皆さんも、もしコーチから180歩にしなさいと言われたまずは疑ってかかってみて下さい。

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基本、毎朝ランニングで時々ロードバイク。数年前から炭水化物はあまり摂らなくなってきて健康志向かと思いきや、ビール・ワイン・日本酒等の飲酒量は増加傾向・・・。