マラソンで体重が1kg減ると3分時間が短縮される説を検証してみた

こんにちは。

以前の記事、「マラソンタイムと身長と体重と」で触れた体重が1kg軽くなるとタイムが3分縮まるという説の根拠が自分の中で引っかかってましたので、少し調べてみました。なかなかインターネットで検索してもヒットしなかったのですが、どうにか見つけることができましたので、本日のブログネタとしてポストしたいと思います。

結論から言うと、この計算は運動生理学における走行中の酸素摂取量予測式から来てそうです。また、この酸素摂取量予測式は英語で検索するとたくさん出てくることから、広く認知され方程式であることが伺えます。信頼を持っていいでしょう。そしてその方程式は以下の通りです。

VO2(ml/kg/min)=0.2×歩行速度(m/min)+0.9×傾斜(%)×歩行速度(m/min)+安静時のエネルギー消費量(3.5 ml/kg/min)

はっきり言って私も含め専門外の人にとっては何のことやらさっぱり分かりませんね・・・。しかし、この式を使って求めている答えを計算することは出来そうです。では早速計算。

と行きたいところですが、よく見てみると方程式に傾斜の要素が入っていますね。フルマラソンの場合、傾斜をいちいち細かく計算していられないのでここはフラットと仮定して式を少し単純化して、以下にしました。

VO2(ml/kg/min)=0.2×歩行速度(m/min)+安静時のエネルギー消費量(3.5 ml/kg/min)

さて、ではここからは実際に自分のデータを当てはめて計算してみます。まずは走行速度を求める必要がありますね。仮に自分のVDOT49から計算すると、フルマラソン3時間14分(06秒は省略)なので、分に直すと194分。これでフルマラソンの距離である42195mを割ると、歩行速度は217.5(m/min)となりました。ここからVO2(ml/kg/min)を求め自分の体重63kgでのVO2を計算すると、2961(ml/min)という値が出ました。

今度はここからが後半戦です。目標体重を59kg(4kg減)に設定して全て逆算してタイムを算出してみます。すると、、、なんと!約181分 = 約3時間1分になりました。つまり、13分の短縮なので1kgあたり3分15秒の短縮です。

という事で、なんと私の場合はきっちり当てはまりました。但しこれはよくよく考えてみると、条件付きになりそうです。体重4kg減と書いてきましたが、方程式から想像するに63kg時と59kg時で同様の酸素で同様のエネルギーを出すことが条件になってくるため、体重減に伴っておそらく筋力が落ちてはいけないということでしょう。よって、正確には体脂肪を4kg落としたらという話が着地点になりそうです。

さて、いかがでしたでしょうか。そんなに複雑な計算式ではないので、皆さんもご自身のタイムと体重を基に取らぬ狸の皮算用をしてみてはいかがでしょうか!?

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基本、毎朝ランニングで時々ロードバイク。数年前から炭水化物はあまり摂らなくなってきて健康志向かと思いきや、ビール・ワイン・日本酒等の飲酒量は増加傾向・・・。