アメリカL-1ビザ取得方法

こんにちは、Diegoです。アメリカに定期的に駐在員を派遣している日本の大企業は既に取得しているL-1ビザの枠を使って駐在員を交互に送っています。一方でこれから新たにアメリカ進出し駐在員を送ろうと思っているスタートアップや中小企業は、そもそもその枠が存在しません。現政権下で移民法制度が導入され、米国移民局の新会社Lビザの審査が厳格化されて以来、頭を悩ませている方々もいるのではと思います。今回はそんな新会社L-1取得に関してここで自分の経験を共有しようと思います。

まず初めに企業が行うべきことはビザ代行手続きを行ってもらう会社を見つける事です。このパートナー選定が最も重要と言っても過言ではありません。何故なら彼らが知恵を捻って提出書類でビザ取得の必要性を移民局を説得することになるからです。その腕次第で結果は大きく変わってきます。

それほど重要なビザ代行手続き会社ですが、大きく分けて2つに分類することができます。

  1. 日本のビザ代行手続き会社(アメリカの弁護士事務所と提携している)
  2. アメリカの弁護士事務所

1は日本にあることもあり、今までの日系企業の経験が豊富です。但しアメリカの弁護士事務所と提携しているので、料金はその分上がると言ってよいでしょう。また自社ー代行会社ーアメリカの弁護士事務所とスムーズに情報の連携出来るかも鍵になります。

2はそのまんまですが、恐れることなかれ。日系の弁護士事務所がありますのでコミュニケーション面でも特に不安はありません。但し、経験値では1の大手には劣るかもしれません。

私の場合は1と2併せて計5〜6社と面接し、見積もりを取った上で最も信頼できそうな2のアメリカの弁護士事務所にビザ代行手続きをお願いすることにしました。決め手はプロフェッショナルな姿勢と持っている情報です。

この選考を経て代行会社が決まると、請求書に基づきお金を支払って準備が始まります。料金は家族の人数によって変わってきますが、恐らく$7,000〜$9,000ぐらいのレンジになるかと思います。もちろん、相見積もりを取っていればディスカウントの交渉も可能でしょう。

新会社L-1ビザ取得には大きく以下の2つのステップが存在します。

  1. 移民局への請願書申請
  2. 東京米国大使館でのLビザ面接手続き

冒頭に却下率が高くなっていると書きましたが、この2つのステップで圧倒的に却下率が高いのが1のステップです。つまり、その企業へのL-1ビザ枠をなかなか認めてもらえないということです。よって入念に資料を作り込む必要があります。対策も含めて膨大な量の資料提供になり数ヶ月書けて書類作成する形になります。最も重要な期間です。また送り込む駐在員が決まっている場合は、その社員が入社して1年経過していることがそもそもの申請の前提となります。

準備が整うと、嘆願書申請を郵送という形で行います。その結果はきちっと2週間で通知が来ます。恐らくこの2週間がいちばんドキドキする期間でしょう。そしてここが無事に通れば、おめでとうございます。許可証が弁護士事務所経由でやってまいります。そして次のステップのビザ面接の書類準備に入ります。

大使館での面接は空き状況をみての予約になります。自分は許可証が降りてから約1ヶ月後でした。13歳以下の子供は同伴不要ですが奥さんがいる方は一緒に行く必要があります。面接に通ればそのままビザ発給となりますので、その間はパスポートが当然ながら拘束されることも留意しておきましょう。

当日の面接ですが、アメリカ大使館はPC関連のものを持ち込めません。この点をうっかり忘れていくと追い返されて最寄りの駅のコインロッカー等まで走って戻らざるを得ず、最悪、面接時間に遅れる可能性が出てきたりするので要注意です。

さて、窓口での面接ですが、資料通りのことを事前にある程度頭に入れておき、英語で答えれば問題ありません。自分は時間もたったの5分ほどで拍子抜けする感じでした。但し、自分の横にいらした方は日本語で”弁護士にそう言えって言われたんだ○☓△〜”とまくし立てておられてましたが、おそらく落ちたのではないかと思います。そうならないように気をつけましょう!

記録によると自分の場合は面接の翌日に発給されました。そして、そこから一週間で遂にビザ付きのパスポートが返送されてきます。言わずもがなですが、ビザの有効期限は発行日からです。なので渡米前からカウントダウンが始まることになります。とは言ってもビザが下りてから初めて引越し準備が出来るわけで、数カ月はロスすることになります。これはしょうがないですね。

L-1ビザは最長7年のビザです。それも取得したと思いきや1年後にすぐに更新が待っています。そして3年目、5年目と2年ごとの更新が発生するという事も頭の片隅に置いておくとよいかもしれません。

如何でしたでしょうか。今後L-1ビザ取得を目指される方に少しでも役立ててもらえれば幸いです。

ABOUTこの記事をかいた人

基本、毎朝ランニングで時々ロードバイク。数年前から炭水化物はあまり摂らなくなってきて健康志向かと思いきや、ビール・ワイン・日本酒等の飲酒量は増加傾向・・・。